スケジュールウィザードを利用して、アカウント情報をエクスポートする際、検索条件のテキスト欄にLDAPクエリを直接入力した場合は正しく動作致しますが、[絞込設定]ボタンからの検索条件を利用すると、検索条件して指定されるLDAPクエリの生成に失敗します。
LDAP クエリを生成する回避方法としては、Active Directory 標準の「Active Directory ユーザーとコンピュータ」の「保存されたクエリ」を利用して条件を設定し、生成されたLDAPクエリをAD-easy のスケジュールウィサードのエクスポートの検索条件としてご利用ください。
1.「Active Directory ユーザーをコンピュータ」を開きます。
2.画面左の「保存されたクエリ」を右クリックし、「新規作成」-「クエリ」をクリックします。
3.「新しいクエリ」が表示されます。「名前」を入力し、「クエリの定義」をクリックします。
4.表示されたダイヤログからクエリの条件設定を行い、「OK」をクリックします。
5.「新しいクエリ」画面に戻ります。「クエリ文字列」に生成されたLDAPクエリ構文をコピーします。
6.コピーした構文をAD-easy のスケジュールウィザードでの検索条件に貼り付け、
スケジュールウィザードでの設定を行います。
[データ登録日:2014/02/27 / 最終更新日:2015/11/02 ]
Active Directory の仕様により、アカウント名が以下の条件で重複する場合、同一のアカウントとしてみなされるため、登録できません。
・半角/全角の違い
・カタカナ/ひらがなの違い
・濁音/半濁音/促音/拗音/長音の違い
例:「はは」と「ぱぱ」、「きっかわ」と「きつかわ」、「おおい」と「おーい」
[データ登録日:2014/02/27 ]
アカウントの新規作成にあわせて、同時に所属グループ等の項目を更新する場合、本製品の不具合によりアカウント新規作成のみ実行され、その他の項目が反映されない現象が発生します。
2014/3 以降、本不具合を解消したバージョンをリリースしておりますので、最新バイナリをご利用ください。
[データ登録日:2014/02/28 ]
AD-easy の起動時に
「ライセンスが無効です。ドメイン名:%USERDNSDOMAIN%」とのメッセージが表示される場合があります。
こちらは下記の環境で動作している場合、ライセンス認証に必要なドメイン名が取得できないためとなります。
・ドメインに参加していない端末からの利用
・ドメインユーザーでログオンしていない状態で利用
AD-easy の利用時には、利用するアカウントにDomain Admins等の管理者権限やシステム要件にあわせて、下記が必要となります。
・ドメインに参加している端末で実行
・ドメインユーザーでWindows ログオン
・ローカル コンピュータの管理者権限
[データ登録日:2014/04/04 / 最終更新日:2015/11/02 ]
Exchangeサーバとドメインコントローラー間での情報連携が間に合わないため発生する事象になります。
サーバ間での情報連携が完了するまで、Exchange項目の更新処理を待つ必要があるため、
AD-easyのExchange連携機能のリトライ設定を変更します。
設定変更には、PW4ADの設定ファイルを直接変更していただく必要があります。
・設定ファイル
%AD-easyインストールフォルダ%\setting.xml
で設定されているリトライ回数の設定を変更してください。
リトライ回数 5回 リトライ間隔 60秒程度を目安に設定してください。
■変更前
[データ登録日:2014/07/03 / 最終更新日:2015/11/02 ]
マルチドメイン環境で、同名のユーザが存在する場合、AD-easyではメールボックスの有効化は正常に行えますが、Exchange項目の参照、更新が正しく行うことができません。
弊社では、この障害をAD-easyの既知の障害と認識しております。
以下の条件全てに一致する場合に、本障害が発生します。
・マルチドメイン環境である
・複数のドメインに同名のアカウント(sAMAccountNameが同じアカウント)が存在する
・複数存在する同名のアカウント両方で、メールボックスが有効である
同名のアカウントが存在しない場合や、存在してもメールボックスが有効なアカウントが一つだけの場合は、
本障害は発生しません。
上記障害に関しまして、次期バージョンにて修正予定となっております。
恐れ入りますが、修正版がリリースされるまでは、該当のユーザのExchange項目の変更は、
Exchangeの標準管理ツールをご利用下さい。
[データ登録日:2014/07/03 / 最終更新日:2015/11/02 ]
AD-easy にてコンピュータ アカウントを作成した場合、下記の現象が発生する場合があります。
・作成したコンピュータ アカウントにてドメイン参加ができない
・作成したコンピュータ アカウントのプライマリ グループが「Domain Users」に設定される
・作成したコンピュータ アカウントが「コンピュータ」を検索条件にした場合、検索されない
・作成したコンピュータ アカウントと同名のユーザーアカウントを作成する場合、重複エラーが表示される
本障害はAD-easy にてコンピュータ アカウントを作成する際、
一部の属性をユーザー アカウントとして設定を行ったためとなります。
上記障害に関しまして、2014/06 以降、本不具合を解消したバージョンをリリースしておりますので、恐れ入りますが、最新バイナリをご利用ください。
http://www.tsc.scskwin.com/download/ade_bin.htm
また、CSVファイルにてコンピュータ アカウントを作成する場合、アカウント名もあわせて入力する必要があります。アカウント名は、Active Directory の既定でコンピュータ名の末尾に「$」が付与された値です。
CSVファイルの列項目に「アカウント名」を追加し、値を「(ComputerName)$」として入力ください。
下記のような例となります。
コンピュータ名,アカウント名
SamplePC,SamplePC$
お手数おかけ致しますが、何卒よろしくお願い致します。
[データ登録日:2014/07/03 / 最終更新日:2015/11/02 ]
AD-easy 2.1.0.0にて、AD-easyをアンインストールするとインストールフォルダ以下のファイルが削除されませんので手動で削除してください。
なお、再インストールする場合、必要に応じ「Logsフォルダ」「batchsフォルダ」「ADeasy.license」「settings.xml」をバックアップした上で削除してください。
本事象は、AD-easy 2.1.0.0での既知の問題として認識しており、次期バージョンにて対応する予定です。
[データ登録日:2016/01/27 ]
AD-easy 2.1.0.0にて、Exchange連携機能を有効 かつ メールボックスデータベースの指定で「数が少ないストアに振分ける」を設定していた状態から、Exchange連携機能を無効に設定すると、Exchange連携機能が無効にならず、検索・更新が出来なくなる事象を確認しています。
Exchange連携機能を無効にする場合、メールボックスデータベースの指定にて、「既定のメールボックスストア」または「ストアを指定する」のいずれかを設定し、一度保存した上で、再度設定からExchange連携機能を無効にしてください。
本事象は、AD-easy 2.1.0.0での既知の問題として認識しており、次期バージョンにて対応する予定です。
[データ登録日:2016/01/27 ]
AD-easy 2.1.0.0にて、ユーザーアカウント、グループアカウント、コンピュータアカウント、連絡先の「所属グループ」「追加する所属グループ」「削除する所属グループ」列について、グループ名のみ入力し追加・更新するとエラーになります。ドメイン名を含めて入力してください。
例)SampleGroup01(sample.local) OK
SampleGroup01 NG
本事象は、AD-easy 2.1.0.0での既知の問題として認識しており、次期バージョンにて対応する予定です。
[データ登録日:2016/01/27 ]
設定画面 [ファイル操作]-[既定の文字コード]項目については、CSVファイルをインポート/エクスポートする際に、CSVファイルの文字コードを指定するための項目となっていますが、ログ表示についても、文字コードが反映され、文字化けや何も表示されない事象が発生します。
文字コード設定をご利用いただく場合には、AD-easyのGUIにて操作いただく際には、既定で設定されている「日本語(シフトJIS)」にてご利用いただきますようお願いします。
また、CSVファイルをインポート/エクスポートする場合にのみ、文字コードの設定を変更いただき、オペレーション後は、設定を「日本語(シフトJIS)」に戻してご利用いただきますようお願いします。
[データ登録日:2016/06/02 ]
AD-easyの[設定]-[項目設定]にて、以下に該当する項目を非表示に設定した上で、非表示にした項目を[ADから読み込む] フィルター条件で指定した場合に、「ファイル書き出し」ボタンが押せない事象を確認しています。
例)
[設定]-[項目設定] の「@パスワード無期限」を非表示に設定し、
[ADから読み込む] フィルター条件 の「@パスワードが無期限」を条件に指定した場合
■ [設定]-[項目設定]
@パスワード無期限
Aアカウント無効
B所属グループ
Cパスワード変更日時
D最終ログオン日時
■ [ADから読み込む] フィルター条件
@パスワードが無期限
Aアカウントが無効
B次のグループのメンバー
Cパスワードを[xxx]日以上変更していない
D最終ログオン日時が[xxx]日以上前
回避方法としては、AD-easyの[設定]-[項目設定]にて、該当する項目を表示に設定いただくことで、
[ファイル書き出し]ボタンが押せるようになります。
なお本事象は、AD-easy 2.1.0.0での既知の問題として認識しており、次期バージョンでの対応を検討中です。
[データ登録日:2017/01/13 ]