本製品において、自動的にローテーションするログファイルは、SMTPログ(C:\Program Files\Sendmail Switch\var\log\以下) のみです。
SMTPログは、日次でファイルがローテートされ、当日を除いた7日分が保持されます。
これを超えたログファイルは、順次削除されるため、logフォルダ中には、常に8つのログファイルが存在します。
しかしながら、Sendmail Single Switch 3.1J にはローテーション機能に不具合があり、実際にローテーションを実施するには、Sendmail MTAサービスの再起動を実施する必要があります。
サービスを再起動するまでファイルは増加し続け、再起動のタイミングで、直近の8ファイルを残しすべて削除されます。
他のログファイルについては、定期的に削除を実施する必要があります。
詳細については Switch3.1J Windows 運用ガイドをご参照ください。
Sendmail関連のドキュメントは、以下のURLからご取得ください。
http://www.tsc.cskwin.com/download/switchw_doc.htm
なお、弊社サポートセンターへお問い合わせいただければ、ログローテート用スクリプトのサンプルを
提供させていただきます。
[データ登録日:2006/10/10 / 最終更新日:2014/03/05 ]
ローテーションの対象とならないために定期的に削除する必要があるファイルは、
・各種サービスのログファイル
・レポートファイル
などがあります。各ファイルの詳細、また削除の方法などについては
Swtich3.1J Windows 運用ガイドをご参照ください。
Sendmail関連のドキュメントは、以下のURLからご取得ください。
[データ登録日:2006/10/10 ]
Sendmail Single Switchによるメール送受信を行うには、以下の名前解決が可能である
必要があります。
ループバックアドレス (localhost)
ループバックIPアドレス (127.0.0.1)
自身のホスト名
自身のIPアドレス
接続元のホスト名
接続元のIPアドレス
送信先ドメインのMXレコード
詳しくはSendmail Single Switch3.1J Windowsインストール・基本設定ガイド
および 各種 DNSの専門書をご参照ください。
Sendmail関連のドキュメントは、以下のURLからご取得ください。
[データ登録日:2006/10/10 ]
DNSの利用が不可能な環境でも、別途専用の設定を施すことにより送受信は可能です。
詳しくはSendmail Single Switch3.1J Windowsインストール・基本設定ガイドをご参照ください。
また、旧バージョンではhostsファイルには非対応でしたが、Sendmail Single Switch3.1J では
hostsファイルを利用した名前解決も可能です。
Sendmail関連のドキュメントは、以下のURLからご取得ください。
[データ登録日:2006/10/10 ]
Sendmail Single Switch は、メール送受信の失敗時に、一時的にメールを保存するための領域として、キューフォルダが用意されています。
以下、通常キューフォルダに存在するファイルの説明です。
キューファイルはプレーンテキストであるため、テキストエディタにて閲覧可能です。
qf〜 最初の2バイトがqfで始まるファイル、ヘッダファイル。多くの場合メールが滞留している理由をメッセージとして、1行(先頭Mから始まる行)で記録しています。
df〜 メールの本文。MIMEエンコードされています。添付ファイル付の場合も同様です。上記のqfで始まるファイル名と「〜」の部分が同じファイルが1対となり、1つのメールとなります。
rf〜 何らかの原因で、キューの配送が不可能となった場合に、qf〜 ファイルが rf〜 に書き換わり、その後の当該キューの配送が停止します。
xf〜 Sendmail Single Switchが処理中の排他制御用にこのファイルを生成します。
なお、Sendmail Single Switchが処理中のメールは排他制御されていますのでファイルがロックされています。
そのため処理中のメールはWindowsのメモ帳等のエディタで開くことができません。
【補足】
キュー管理画面の機能の一つである、内容の表示の際に全ての内容を表示しようとすると、
Sendmailの処理と競合して応答が無くなるまたは、遅くなる場合があります。
(Sendmail Administration Consoleの問題ではありませんので、ご了承ください)
この場合、時間を置いてアクセスしてください。また、急を要する場合は、Windowsのエクスプローラで、
C:\Program Files\Sendmail Switch\var\mqueueのフォルダを直接参照することで、キューファイルを直接参照することが可能です
[データ登録日:2006/10/10 ]
インストール時に生成されるSSL証明書がホスト名情報を有しているため、インストール後のホスト名変更はできません。
変更した場合Sendmail Single Switch が正常に動作しない場合があります。
[データ登録日:2006/10/10 ]
エラーメール等の自動返信メール中に、Sendmailのホスト情報が挿入されます。
本仕様はハードコーディングされておりますので、設定では変更することができません。
そのため、エラーメールからホスト情報を削除するには、一度 Sendmailによって生成されたメールを加工する必要があります。
Sendmailの標準機能で上記の処理を実施することはできず、別途オプションとして提供しております、Sendmail MailStream Manager 2J にて後処理を実施する必要があります。
なお、Sendmail MailStream Manager 2J は総合的なメールフィルタリング用製品であり、その用途は多岐に渡ります。
詳細は、下記URLをご参照ください。
[データ登録日:2006/10/10 ]
Sendmail Single Switch3.1J Windows 運用ガイドをご参照ください。
Sendmail関連のドキュメントは、以下のURLからご取得ください。
[データ登録日:2006/10/10 ]
IPアドレスの変更は問題ございません。
また、IPアドレス情報につきましては、Sendmail の内部情報としては有しておりませんので、Sendmail側での設定の変更などは発生しません。
注意点としましては、Switchの設定上、IPアドレスでのリレー制御、および SPAM 制御等を実施されている場合は、変更後のIPアドレスに応じて、設定の変更を要する可能性がありますので、あらかじめ確認をお願いします。
特にそれ以上の影響はありません。
[データ登録日:2008/03/12 ]
配信したメールが一時的なテンポラリエラーとなった場合、メールはメールキューフォルダ
(デフォルトでは、"C:\Program Files\Sendmail Switch\var\mqueue")に格納されます。
キューに格納されますと、デフォルトでは以下の動作を行います。
1.キューに格納されたメールは、30分に1回、再送処理を繰り返します。
2.1の動作を繰り返し、初回の配送から4時間経過した段階で
送信者にその旨を伝える警告メールが通知されます。(4時間後の1回のみ通知されます。)
3.その後、5日間メール再送を繰り返します。
5日間で再送処理を終えられなかったメールは、エラーメールとして送信者に返ります。
その後上記処理を終えたキューは自動的にキューフォルダから破棄されます。
[データ登録日:2011/05/16 ]