PlayBackMail、PlayBackMail Onlineは、大きく以下の3つの機能を有しています。
※各機能は機能単位、ユーザー単位での ON/OFFが可能です。
1.PlayBack機能
送信メールを一旦PlayBackMail内に保留し、一定時間経過後に送信します。
保留されている間であれば、送信者はWebインターフェイスにアクセスすることで自身の送信メールを取り消すことができます。
(i) 第三者PlayBack機能
送信者本人のみならず、メール中のTo:/Cc:に含まれている他の内部ユーザーによるメールの取り消しも可能となります。
(ii) 上長承認機能
外部宛てメールを、送信者とは別の承認者が確認し、許可を行うことではじめて送信が可能となります。
2.添付ファイル暗号化機能
送信メールにファイルが添付されていた場合、ファイルを自動的にパスワード付きZIPファイルもしくはAES暗号化exeファイルに変換します。
もし保留時間内に誤送信に気付かなくても、添付ファイルから情報が漏えいすることはなくなります。
ZIPファイル / exeファイルを解凍するためのパスワードは、送信者にメールにて通知されます。
3.Bcc: 変換機能
送信メールのTo:およびCc:ヘッダの宛先数の合計が閾値を超えた場合、自動的にヘッダを削除し、Bcc:化します。
ダイレクトメールのような、Bcc:で送信すべきメールを誤ってTo:やCc:で出してしまったとしても、ヘッダからの情報漏えいを防ぐことができます。
[データ登録日:2014/02/03 ]
機能単位、ユーザー単位での ON/OFFが可能です。
以下のURLに最新情報が記載されておりますのでご参照ください。
強み・特長をご参照ください。
[データ登録日:2014/02/03 ]
ZIP化の暗号化形式はWinZip2.0互換形式(96bits)となります。
Windows XP標準のDLLで解凍可能な形式として上記を選択しています。
暗号化ZIPは暗号キー長が96bitとなっており、特定の条件を満たした場合に比較的容易に暗号解読ができることが知られています。但し、特定の条件には暗号化されたファイルの内容文の書き出し部分が判明している、ファイル名が判明しているなどが容易に解読するためには必要です。
この条件が不明な場合には、英数字大文字小文字などを組み合わせた総当たりアタックを行うことになります。パスワード長を10桁から12桁に設定して頂いた場合、通常業務でお使いのパソコンの能力で数か月以上の時間が必要となります。
また、暗号化形式はより強固な「AES暗号方式」(暗号化キー長 256bit)もご利用いただけるようになっています。
[データ登録日:2014/02/03 ]
以下の形式については、暗号化されずそのまま送信されます。
・ 分割メール (Content-Type: message/partial形式)
・ ファイルがメール本文中に挿入されたメール (Content-Type: multipart/related 形式)
・ DSN / MDN等のContent-Type: multipart/report 形式
・ Content-Type: multipart/calender 形式
・ RFC2231 形式(該当のメーラー:Mail.app)
[データ登録日:2014/02/03 ]
添付ファイルの圧縮は行いませんので、ファイルのサイズは小さくはなりません。
PlayBackMailではパスワードによる暗号化のみ行います。
[データ登録日:2014/02/03 ]
パスワードの文字数は設定により変更可能です。
英数字の乱数にて生成しており、文字種別の変更はできません。
[データ登録日:2014/02/03 ]
可能です。
送信者アドレスと宛先アドレスの完全一致を条件として、パスワードを予め定義した固定値とすることができます。
[データ登録日:2014/02/03 ]
Lotus Notes にて付与されるレターヘッド(署名に利用する.pcx形式の画像)が添付ファイルであると認識され、パスワード付きZIP化されてしまいます。
メールの内容に影響を及ぼすことはありませんが、ご注意ください。
[データ登録日:2014/02/03 ]
添付ファイルの暗号化は、Zip形式以外にAES形式を選択することができます。
AES形式の場合、拡張子が".ex_"として 送信されます。また、特定の宛先ドメインに対して、非暗号化の設定をすることも可能です。
※Zip暗号化形式においても、拡張子の変換は可能です。(sample.zip⇒sample.zi_)
[データ登録日:2014/02/03 ]
可能です。
[データ登録日:2014/02/03 ]
添付ファイルの有無など、特定の条件に合致した場合のみ、承認対象とすることができます。
また、複数の上長を設定できます。
[データ登録日:2014/02/03 ]
マルチドメイン環境に対応していますので、複数のドメインがあるような場合でもご利用いただけます。
[データ登録日:2014/02/03 ]
基本的には可能ですが、メールの経路について多少プランニングが必要になる場合がございます。
サポート窓口へ構成をご連絡ください。可否について回答させていただきます。
[データ登録日:2014/02/03 ]
PlayBackMail Onlineは24時間365日体制で監視を行っています。サポート関しては、以下の通り受付を行っていますが、お問い合わせ内容によっては回答までにお時間を頂く場合があります。
電話窓口: 24時間365日にて受付
メール窓口: 月曜日〜金曜日10:00〜17:00※
※ (土日祝日年末年始、弊社指定休業日を除く)にて受付
[データ登録日:2014/02/03 ]
Amazon Web Service(AWS)を利用しています。
[データ登録日:2014/02/03 ]
サーバーの構成情報は非公開ですが、お客様にご提供する環境はすべて冗長化した構成となっています。
[データ登録日:2014/02/03 ]
フィルタ機能を利用することで、特定の宛先に限定してPlayBackMailの機能を指定することができます。
<例:PlayBackMailのフィルタ機能を使って、特定の宛先だけAES形式の暗号化を利用する>
1. PlayBackMail 管理画面にログインし、
[フィルタ一覧] タブをクリックします。
2. フィルタ一覧画面より、[新規フィルタ設定追加] をクリックします。
3. [フィルタ名] の欄に、作成するフィルタの名称を入力します。
4. [条件] にて [送信先メールアドレス追加] をクリックし、
表示された入力欄に、AES暗号化させたい宛先メールアドレスを入力し、
その横にあるドロップダウンリストから [完全一致] を選択します。
※[条件] に [送信先メールアドレス] のみを指定した場合においては、複数の宛先を含む
メールについても条件にマッチする宛先を分割し、その宛先のみにフィルタを適用します。
[送信先メールアドレス] に加えて、[送信元メールアドレス] や [件名] 等を [条件] に
追加した場合は、宛先の分割を行わず、全ての宛先にフィルタを適用します。
5. [以下のアクションを実行する] より、以下を選択します。
・[PlayBackMail 機能を利用する]
・[メール送信を許可する]
・[メールを保留する]
・[AES暗号化する]
・[固定パスワードを付与しない(パスワードを自動生成する)]
・[ZIP暗号化時に拡張子を変換しない]
6. [登録] ボタンをクリックし、確認画面にて [OK] をクリックします。
7. フィルタ一覧の画面にて、▼▲のクリック操作により、今回作成したフィルタを一覧の一番先頭に
移動しておきます。
8. [登録] ボタンをクリックし、確認画面にて [OK] をクリックします。
[データ登録日:2018/09/28 ]