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[FAQID:475]SMTPログおよびWindowsアプリケーションログに下記のエラーが出力されますが、これはどのような現象ですか。
Cannot reopen ./dfxxxxxxxxxx: No such file or directory ?

本エラーは、ファイルスキャン型のウイルス駆除ソフトが、ウイルスに感染したと判断したメールキューを
隔離、削除したことにより正常なキュー配信ができないことを示しています。

Sendmailは、キューを下記のように

ヘッダ部分:qf〜から始まるファイル
本文部分:df〜から始まるファイル

という2つのファイルに分けて処理を行います。

上記のファイルのうち、ウィルスが添付されている本文部分が隔離されてヘッダ部分のみがキューディレクトリに残り、ヘッダ部分のみでの再送が繰り返されます。
このようなケースでは再送処理や送信不可の場合の処理等も成功せず、ヘッダファイルのみが延々蓄積していきます。

キューフォルダ(デフォルトでは C:\Program Files\Sendmail Switch\var\mqueue)
以下に、エラー対象となったファイルと対になる、qf〜から始まるヘッダファイルが存在しますので、そのようにヘッダ部分のみ残ってしまっているファイルに関してはエクスプローラ上から削除する必要があります。

今後の対策としては、アンチウィルスソフトのスキャン対象からSendmail関連のフォルダを除外してください。Sendmail関連のフォルダとは、下記のものを指します。

C:\Program Files\Sendmail Switch

[データ登録日:2006/10/10 ]

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