Sendmailは、システムの統計情報の作成のため、Sendmail Report Serverおよび Sendmail Log Parserというサービスが定期的(デフォルト1分に1回)にレポートの生成を行うための情報をログファイルに書き込みます。
メールの流量等にもよりますが、この際に一時的にCPUが100%となる場合があります。
また、両サービスは1日1回、(Log ParserがAM 2:00 とReport ServerがAM3:00)に、取得した情報をまとめて
データベースに格納する作業を行いますが、この際は特にCPUを占有する恐れがあります。
これらの作業時に、レポート対象となるログ情報が大量に存在した場合、上昇したCPU使用率が戻らない事例が稀に報告されています。
こちらの回避方法としましては、一定期間ごとにレポート関連のログを削除、もしくは、レポート関連の下記のサービス
・Sendmail Report Server
・Sendmail Log Parser
こちらを停止するという選択があります。
しかしながら、前者は、ログを削除した期間の統計情報を取得することができなくなります。
また、後者は今後レポートログが出力されなくなりますため、統計情報の閲覧自体が不可能となります。
統計情報のご利用予定がない場合、あるいは、ハードウェアスペックが弊社の推奨値より低い場合は、
サービスを停止いただくことをお勧めします。
詳細については、Sendmail Advanced Message Server 1.3.2J Windows 運用ガイドをご参照ください。
Sendmail関連のドキュメントは、以下のURLからご取得ください。
[データ登録日:2006/10/10 ]