これはデザイン上ご不便をおかけしますが、現状では仕様と認識しているものです。
具体的には、Vacation notice と Forwarding 機能は Sendmail Advanced Message Server に同梱されている Switch が実行する機能であり、その機能の実現のために useraliases.db を参照します。
アカウントを Sendmail Advanced Message Server から削除した際に useraliases.db のエントリも
同時に削除されるべきなのですが、現状の作りではそのようになっておりません。
そのため、製品同梱の Sendmail Advanced Message Server Reference Guide の139ページ 9章 Troubleshooting に記述がありますように、ユーザアカウントの Vacation notice と Forwarding について、管理者から変更を加える場合(削除も含みます)には、コマンドによる手作業が必要となります。
下記に手順を示します。
[手順]
1.makemap コマンドを使用して、useralias.db をテキストに落とす
次のコマンドを1行で実行してください
makemap.exe -u hash "C:\Program Files\Sendmail Switch\etc\mail\useraliases" > "C:\Program Files\Sendmail Switch\etc\mail\editfile"
2.editfile という名前でテキストファイルができますのでエディターで
削除対象ユーザの行を削除します
3.編集後の editfile から useraliases.db を再生成します
次のコマンドを1行で実行してください
makemap.exe -N hash "C:\Program Files\Sendmail Switch\etc\mail\useraliases" < "C:\Program Files\Sendmail Switch\etc\mail\editfile"
4.useraliases.db はダイナミックに読み込まれますので Sendmail Advanced Message Server や Switch の
再起動は不要です
弊社と致しましては、本仕様につきましては改善要望を出しておりますが、現時点においては上記のコマンドラインより転送ファイルを編集する手法にてご対処ください。
[データ登録日:2006/10/10 / 最終更新日:2011/05/25 ]