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[FAQID:187]メールキューの仕様について教えてください。

Sendmail Advanced Message Serverは、メール送受信の失敗時に、一時的にメールを保存するための領域として、キューフォルダが用意されています。
以下、通常キューフォルダに存在するファイルの説明です。
キューファイルはプレーンテキストであるため、テキストエディタにて閲覧可能です。   

qf〜 最初の2バイトがqfで始まるファイル、ヘッダファイル。多くの場合メールが滞留している理由をメッセージとして、1行(先頭Mから始まる行)で記録しています。

df〜 メールの本文。MIMEエンコードされています。添付ファイル付の場合も同様です。上記のqfで始まるファイル名と「〜」の部分が同じファイルが1対となり、1つのメールとなります。

rf〜 何らかの原因で、キューの配送が不可能となった場合に、qf〜 ファイルが rf〜 に書き換わり、その後の当該キューの配送が停止します。

xf〜 Sendmail Advanced Message Serverが処理中の排他制御用にこのファイルを生成します。

tf〜 qf〜同様の内容が記載されているファイルになります。本ファイルはテンポラリファイルであるためキューに残ることはありませんが、何らかの原因によりキューに残る場合があります。本ファイルは存在していても負荷にはなりませんが、削除しても問題ありません。

なお、Sendmail Advanced Message Serverが処理中のメールは排他制御されていますのでファイルがロックされています。
そのため処理中のメールはWindowsのメモ帳等のエディタで開くことができません。

【補足】
キュー管理画面の機能の一つである、内容の表示の際に全ての内容を表示しようとすると、
Sendmailの処理と競合して応答が無くなるまたは、遅くなる場合があります。
(Sendmail Administration Consoleの問題ではありませんので、ご了承ください)
この場合、時間を置いてアクセスしてください。また、急を要する場合は、Windowsのエクスプローラで、
C:\Program Files\Sendmail Switch\var\mqueueのフォルダを直接参照することで、キューファイルを直接参照することが可能です。

[データ登録日:2006/10/10 / 最終更新日:2009/11/25 ]

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